私学の戸山宣言?

 市川学園の古賀理事長先生が昨日書かれた文章を少し削って短くしてみました。市川は高2から高入生と一貫生を混合クラスとし、文理分けをしている学校ですが、市川の創設者が在職していた都立戸山高校は、高3まで文理混合クラスという形をとっています。

「あれかこれかより、あれもこれも」

市川学園HPの記事より

 大学受験の高校3年生には、下記のことを話し応援しています。

○ 長い人生で考えると、『今の努力は必ず報われる』こと。

○ 入学試験の『合否は僅差であり、最後まであきらめない』こと。

○ 『自分の夢と目標に挑戦』し自分の真の志望を重視すること。万一失敗しても成功へのステップと考えること。

 社会に出ると、あれもこれも知識として必要になり、学びつつ仕事をしなければなりません。また自分は文系だから、技術は分らない、理系だから経済や法律は必要ないなどということは通用しない時代です。

 大学受験を通じ集中して勉強し、志望の大学に入学する成功体験は、人生でとても大切です。一方自然科学、社会科学、文学や芸術、哲学など自分が興味を持った自主的学びは教養を深めます。

 大学が文系、理系と分かれている以上、高校上級学年では、理系、文系どちらかに重点をおくことはやむを得ません。しかしこれからの創造時代の大学や社会では、入試科目にない教科の基礎も重要で、その上で思考力・判断力・表現力や課題解決力が発揮されます。

  大学入試科目にないために、面白い科目に関心を持たないことに問題があります。中学・高校は広い知識・教養、思考力を、大学では教養と専門を、大学院では更に広い視野を持ち専門領域の研究を深めること、これらが各時期にバランスよく習得できることが大切でしょう。

 基礎をないがしろにして知識を積み上げても砂上の楼閣。自宅で学ぶ時間も生み出さなければなりません。勉強・部活の両立には、時間の配分と使い方の工夫が必要です。細切れの時間を大切にし、時間を無駄にしないことです。

 将来リーダーを目指す生徒は、中学高校時代にあれもこれもチャレンジし、多くの経験をし、二者両立することが大切であり、それが若さの強みです。

 若い時代、あれかこれかあまり狭く捕らえず、あれもこれも『何でもやってみよう精神』から、自分の本当にやりたいことがつかめるでしょう。何事も待っていては駄目です。積極的に参加し行動を起こすことです。

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